医療機器

医療機器の選定方法は、まず自分が診療するにあたって必要になるものを書き出してみます。

その中で、専門分野を提供するために絶対に必要なもの、始めは新品でなく、中古でもよいもの、いただけるもの、予算が厳しければ削ってもよいもの、それぞれの検討をつけておきます。

そして、業者に見積りを依頼します。

見積りが出てからが、本当の打合せになるのですが医療機器にあてられる予算も限られているため、その範囲内に収まるよう、これは我慢、これは中古、これは絶対に新品といった具合に詰めていきます。
中古機器に関してですが、「水もの」と言われている「血液検査」「麻酔器」は新品にしたいです。
「ケージ」「手術台」「無影灯」「顕微鏡」「スーパーシンク」「遠心器」「X線」などは中古でも構わないと思います。

中古と新品とのめりはりをつけます。

また
医療機器の価格ですが、最近はどこも大差がなくなってきています。メーカーや機器によって高い安いもありますが、総合的にみた場合はほとんど大差はありません。
相性が合うかどうかと、なんらかの関わりのある業者にて進められるのがよいでしょう。


さらに
医療機器の選定と同時に、設計のレイアウトと絡めていかなくてはなりません。
医療機器の置く場所には、当然コンセントが必要ですし、置く場所のカウンターの高さ奥行きなども同時並行して決めていきます。

検査処置室、レントゲン室、手術室、暗室、薬局、診察室、入院室、(トリミングルーム)それぞれに置く医療機器の形状、大きさ、電気容量を確認します。

また、開業後に予定している医療機器、器材が置ける様にコンセント、排水などの準備もしておきます。


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