融資申込


融資のポイント


資金調達で苦労した人の話を聞いてみると、多くの回答は

「思ったよりもお金がかかってしまい、資金が足りなくなってしまった」

「銀行に提出した事業計画について納得してもらえなかった」

「融資金額が希望額に至らなかった」

「銀行から借入金が入金されるまで、予想していたよりも多くの日数が必要だった」

などです。


資金調達に失敗しないためには、

@ 適正な必要資金の見積り

A 説得力ある融資申込書(診療圏調査書・事業計画書)の準備

B 担保・保証人の的確な把握

C 資金の必要時期、及び資金調達に要する時間の把握

が最も必要なポイントです。


「そんなの簡単だよ。」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、金融機関の融資担当者の目はすごく厳しいです。
特に新規開業の場合はそうです。

そして、
融資担当者は、毎日、先生方のような新規開業(いろいろな業種)や企業の融資を審査していますので「動物病院だから」といった簡単な理由だけではお金を貸してくれません。

ですが、先生方の仕事(獣医業)は、まだ比較的安定業種と受取られていますので、その仕事の将来性・堅実性を十分に訴えることができれば、資金調達は可能です。

それを基礎付けする「診療圏調査」と事業計画書は、やはり必要になります。


さらに、先生自身を売り込むこと、自分の良い点を遠慮せず主張することは必要です。


そして、できれば資金調達になれた人(開業コンサルタント・公認会計士・税理士)と共同して交渉することです。
この点も押さえると、うまくいくと思います。


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