動物病院コンサルタント 

 
 
       

成功には法則があります

この法則に従えば


必ず成功します

誰にでもできる簡単なことです
  
 


「前編

法則 1

シェア率で決まる

法則 2

世帯数は多い方がよい

法則 3

新規開業は早く!(収入の面)

法則 4

新規開業は早く!(環境の面)

法則 5

新規開業は早く(シェアの面)

法則 6

動物病院の数が多くても世帯数の多いところを狙う

法則 7

来院数(売上)は落ち始めると、どんどん落ちる

法則 8

来院数(売上)が落ち始めたら、打つ手だてはない

法則 9

来院数(売上)が伸びている時に、手を打ち続ける

法則10

キラッ☆と光るものがあると有利

法則11

新規開業は、特徴のある動物病院を創る!

少し休憩(ビジネスは恋愛より簡単)

法則12

「将来の人口」より「今の人口」

法則13

動物病院も、マーケティングは必須!

法則14

同じ動物病院でも格差がでる理由?

法則15

新規開業は年年、不利になる!

法則16

これからは立地+マーケティング

法則17

開業後の来院数の差は、コンサルタントの差

法則18

スピードが重要な経営資源

法則19

経営とは行動すること

法則20

自信を持つ

少し休憩(1)(恋愛上手=経営上手!?)

少し休憩(2)(異性関係は計画的に。。)

法則21

開業前の2週間が重要!!

法則22

開業2年目の春で一気に来院数を伸ばす

法則23

開業3年目の春で一気に来院数を伸ばす

法則24

要点を外さない!

法則25
最終回
「究極の法則」

  自分の体も大切に、そして健康管理していきましょう!



「後編」

その 1

開業準備の順番を間違えないで

その 2

開業準備の時間と労力配分を間違えないで

その 3

売上の作り方を間違えないで

その 4

開業場所を間違えないで 

その 5

5年後、10年後を見据えた動物病院づくりをしましょう

その 6

「強い動物病院」、「負けない動物病院」をつくりましょう

その 7

5年以内に軌道に乗せましょう

その 8

開業までのタイムスケジュールを組みましょう

その 9

開業後の事を心配するより、行動しましょう♪

その10

今、勤めている動物病院から経営のノウハウも学びましょう

休憩
なぜ、ディズニーランドでは、いくら歩いても疲れないか?

その11

売上目標達成の仕方を間違えないで

その12

開業前の2週間を大切に

その13

動物病院を“作る”のではなく“創り”ましょう

その14

「物件探し」は慎重に

その15

その道のプロに相談しましょう

その16

開業前において必要な要素

その17

開業後において必要な要素

その18

マーケティングを重視しましょう(その1) 

その19

マーケティングを重視しましょう(その2)

その20

宣伝から広報に♪

休憩
デーズニーランドのエントランスの床はなぜ赤色?

その21

診療時間・休診日は患者様の都合に合わせましょう

その22

目標を持ちましょう

その23


学会・勉強会には積極的に参加しましょう!
英気を養いましょう♪

その24

5年後にも通用する動物病院づくりを

その25


1年前とは動物病院づくりのプロセスが違います!
3年前とは動物病院のスタイルが変わってます

その26

「B級業者」の見極めをしましょう

その27

はやっている動物病院を観察しましょう

その28

必要なのは、「マーケティング」

その29


投資額を100万円切り詰めるより、
100万円の売上を上げることを考えよう

その30

動物病院の「 I T 化 」が急激に進んでいます

休憩
ディズニーランドではアルバイト貸し切りの日がある

その31

「価格」と「質」は比例します

その32

廻りの言葉に惑わされない

その33

時間=お金

その34

開業後は、とにかく働きましょう

その35

開業後は、常に考えましょう

その36

思い立ったら、すぐ開業の準備を始めましょう

その37


開業後の自分をイメージし、そこからさかのぼって今の自分を考えましょう

その38

新規開業の準備は、動物病院のプロを集結して総力戦で進めましょう

その39

これからは、「立地+マーケティング」

その40

内装工事が始まったら

その41

内装工事が完成したら

休憩
ディズニーランドで、セミナーが受けられる

その42

開業前に加速を付けておきましょう

その43

開業後は、開業前で決まってしまいます

その44

動物病院の工事は奥が深い

その45

動物病院は進化しています

その46

院内ネットワークの構築

その47

はやる動物病院の条件

その48

開業の焦点を間違えない

その49

開業後の来院数予測が必要

最終回
結論
重要なのは「開業場所の選定」と「開業2週間前の宣伝活動」


「前編」

法則1
シェア率で決まる 


解説
シェア率とは占有率という意味です

どれだけのシェアを占めることができるかで、動物病院の強弱は決まります

例 
世帯数が20,000世帯で動物病院が4院あるとします
        ↓


単純に計算すると1つの動物病院あたりの世帯数は5,000世帯
 
(20,000世帯÷4院=5,000世帯)
        ↓


しかし、1つの動物病院が50%のシェア率をとると、その動物病院の占める世帯数は10,000世帯
 (20,000世帯×50%=10,000世帯)


10%のシェア率しかとれないと、その動物病院の占める世帯数は2,000世帯
 (20,000世帯×10%=2,000世帯)

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法則2
世帯数は多い方がよい
 


解説


動物病院周辺の世帯数は多い方がよいです。

「周辺」という言葉の解釈は、「動物病院まで来るのが容易な範囲」ということで、診療圏ということになります。

この診療圏内の世帯数は、少ないよりも多い方が有利です。

わかりやすく説明すると

20,000世帯の範囲の中に動物病院が4院あった場合1病院あたりの世帯数は

@5,000世帯となります。

これが、10,000世帯しかなかった場合は、1病院あたりの世帯数は

@2,500世帯になってしまいます。

どっちに出院した方が有利か? 
もうわかると思います。


「新宿区西新宿」の診療圏内の世帯数=20,000世帯
動物病院数は4院


1病院あたりの世帯数
20,000世帯÷4院=@5,000世帯


「中野区中央」の診療圏内の世帯数=10,000世帯
動物病院数は4院


1病院あたりの世帯数
10,000世帯÷4院=@2,500世帯

               ↓ 
 
@5,000世帯の「新宿区西新宿」に出院した方が有利

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法則3
新規開業は早く!(収入の面) 


解説
開業を決意したのであれば、
1年でも早く開業しましょう。 

ではなぜ1年でも早い方がいいのでしょうか?

45才までの収入合計をみてみましょう。

年間  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目
売上
万円
1000  2000  3000  4000 5000 5000 5000 5000  5000 5000 5000  
年齢 35才
開業
36才 37才 38才 39才 40才 41才 42才 43才 44才 45才 45才までの
収入合計
手取り
万円
300
600
900
1200
1500 1500 1500 1500 1500 1500 1500 1億3500万円
 
年間  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目
売上
万円
0 1000  2000  3000  4000 5000 5000 5000 5000  5000 5000
年齢 36才
開業
37才 38才 39才 40才 41才 42才 43才 44才 45才 45才までの
収入合計
手取り
万円
  300
600
900
1200
1500 1500 1500 1500 1500 1500 1億2000万円
 
年間  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目
売上
万円
0 0 0 0 0 1000  2000  3000  4000 5000 5000
年齢         40才
開業
41才 42才 43才 44才 45才 45才までの
収入合計
 手取り
万円
          300
600
900
1200
1500 1500 6000万円
 

35才で開業した場合、45才時点での収入合計は、
1億3,500万円


36才で開業した場合、45才時点での収入合計は、
1億2,000万円(−1,500万円の損)


40才で開業した場合、45才時点での収入合計は、 
6,000万円(−7,500万円の損)

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法則4
新規開業は早く!(環境の面)
 


解説
これから先、新規開業は厳しくなるばかりです。

動物病院の増加。消費の減少。物価上昇による投資コストの増加。税金の増。開業場所の減少など、

年年不利になっていきます。

いずれ開業をするのであれば、できるだけ早い開業が有利です。


動物病院は増加  新規出院の場所がない


動物病院に対する消費は減少  売上・来院の減少

  2006年  2011年  2018年予想 
動物病院の数 9,004院
 
9,543院
5.6%増
10,000院
10%増 
動物病院への
年間消費
38,550円
 
36,600円
5.1%減
33,000円
14.4%減
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法則5
新規開業は早く!(シェアの面) 


解説
診療圏内の世帯数が20,000世帯でその中の動物病院の数が4院とします。

この場合、

1病院あたりの世帯数は
@5,000世帯

ここに新しい動物病院が1院新規開業した場合、動物病院の数は5院となり

1病院あたりの世帯数は
@4,000世帯

さらに新しい動物病院が1院新規開業した場合、動物病院の数は6院となり

1病院あたりの世帯数は
@3,300世帯

となってしまいます。

さらにまた1院増えると

1病院あたりの世帯数は
@2,800世帯になります。

動物病院は、現在も増え続けており、この様な状況になっています。

現在 20,000世帯÷4院=
@5,000世帯
1病院増 20,000世帯÷5院=
@4,000世帯
2病院増 20,000世帯÷6院=
@3,300世帯
3病院増 20,000世帯÷7院=
@2,800世帯
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法則6
動物病院の数が多くても世帯数の多いところを狙う 


解説
競合病院が多くても、診療圏内に多くの世帯数があった方が有利

理由1.シェアの獲得が見込めます

理由2.シェアの拡大が見込めます



理由

A町=動物病院は少ないが世帯数も少ない
(動物病院2院・世帯数10,000世帯)


10,000÷2=5,000
A町=@5,000世帯→不利


B町=動物病院は多いが世帯数も多い
(動物病院5院・世帯数30,000世帯)


30,000÷5=6,000
B町=@6,000世帯→有利


B町の方が有利


   ↓ 

自分の病院が1院増えると


A町=動物病院は少ないが世帯数も少ない
(動物病院3院に・世帯数10,000世帯)

 

10,000÷3=3,300
A町=@3,300世帯→不利


B町=動物病院は多いが世帯数も多い
(動物病院6院に・世帯数30,000世帯)


30,000÷6=5,000
B町=@5,000世帯→有利


B町の方が有利


   ↓ 

さらに1院増えると


A町=動物病院は少ないが世帯数も少ない
(動物病院4院に・世帯数10,000世帯)


10,000÷4=2,500
A町=@2,500世帯→不利


B町=動物病院は多いが世帯数も多い
(動物病院7院に・世帯数30,000世帯)


30,000÷7=4,200
B町=@4,200世帯→有利

 
B町の方が有利


   


理由

A町=将来的に10,000世帯のシェア獲得が限界(10,000世帯しかないから)→不利



B町=将来的に30,000世帯のシェア獲得が可能(30,000世帯あるから)→有利


 
B町の方が有利


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法則7
来院数(売上)は落ち始めると、どんどん落ちる
 


 解説
来院数と売上は、落ち始めると、ドンドン落ちていきます。

落ち始めると、打つ手だてはありません。

順調な時に、次の一手を常に考え行動していきましょう。



どんな業種でも、客が離れ出し、売上が落ちて行くと、何をしても基に戻ることは難しいです。

何か手を打って、売上が上がったとしても、それは一時的なもので、またすぐ落ちるのが通常です。

これは、
ビジネスだけでなく、人間関係、恋愛関係にもいえることです。

一度、心が離れたら、基に戻るのはなかなか難しい。。
と思います。

すべての物事の曲線 アクションを起こすと伸びる
   
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法則8
来院数(売上)が落ち始めたら、打つ手だてはない 


解説
来院数と売上が落ち始めると打つ手はありません。

誰かに顧問を依頼して、来院数と売上げが上がったとしても、それは一過性のもので、
いずれまた下降線を描きます。

これは、動物病院に限ってのことではなく、どの店舗、どの業界でもいえます。

日頃の管理が大切です。


一度、大きい動物病院、はやっている動物病院を思い浮かべてみましょう。

常に、競争優位の確立を目指し、安定した地位を築いてきた動物病院(院長)のはずです。

過去の延長線上にいるだけの、環境の変化に適合できない動物病院(院長)は衰退していきます。


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法則9
来院数(売上)が伸びている時に、手を打ち続ける 


解説
来院数(売上)が増えている時、元気な時に手を打っていきましょう♪


具体策は

新たな診療、新たな機器、新たなサービス、新たな環境、新たなターゲット、新たなエリア、質の向上、価格設定、待ち時間の改善、獣医師の補充、AHTの補充、宣伝活動、広報活動……など

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法則10
キラッ☆と光るものがあると有利 


解説
他の動物病院と比較して、何かキラッと光るもの、何か付加価値があると人を引き付けます!

どんなことでもいいです。他の動物病院には無いものを打ち出して行きましょう。

それが何であるかわからない場合は、

「自分の得意な分野」「好きな分野」をどんどんアピールして打ち出していきましょう♪

そうすることによって、
「1」の強さの病院が「1.5」の強さの病院に変わります。

逆に、
なにも特徴のない普通の動物病院の場合だと「0.5」の病院になってしまいます。

「1」の強さの病院の場合 「1.5」の強さの病院の場合
20,000世帯÷5院=
@4,000世帯
  20,000世帯÷5院=
@4,000世帯
@4,000世帯×「1」=
4,000世帯
  @4,000世帯×「1.5」
6,000世帯
(4,000世帯のシェア)   (6,000世帯のシェアの確保ができる)
     
  逆に「0.5」の強さしかないと
    20,000世帯÷5院=
@4,000世帯
    @4,000世帯×「0.5」
2,000世帯
    (2,000世帯のシェアしか獲保できない)
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法則11
新規開業は、特徴のある動物病院を創る! 


解説
新規開業の時、「普通の動物病院」を作ってはいけません。


他と同じ「普通の動物病院」では、わざわざ転院する必要がないからです。

何か特徴のある「強い動物病院」を創りましょう!

現在  強さ「1.5」
の新しい動物病院ができた場合
20,000世帯÷4院=
@5,000世帯
20,000世帯÷5院×「1.5」
@6,000世帯
現在  強さ「2」
の新しい動物病院ができた場合
20,000世帯÷4院=
@5,000世帯
20,000世帯÷5院×「2」
@8,000世帯
現在  強さ「1」
の普通の新しい動物病院ができた場合
20,000世帯÷4院=
@5,000世帯
20,000世帯÷5院×「1」
@4,000世帯
 
現在  強さ「0.5」
しかない新しい動物病院の場合
20,000世帯÷4院=
@5,000世帯
20,000世帯÷5院×「0.5」
@2,000世帯
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少し休憩 (ビジネスは恋愛より簡単)


解説
ここで、ちょっと一息 ♪


ビジネスは、ポイントを押さえれば簡単にいきます。

きちんと、押さえるべきところを押えて努力していけば、大きく狂うことはありません。

自分にてコントロールもでき、軌道修正もできます。

恋愛関係(男女関係)の方が、はるかに難しいです。。 

ビジネスは、するべきことをすれば必ず応えてくれます。 

非常に簡単なことなのです 

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法則12
「将来の人口」より「今の人口」
 


解説
今現在、人口の多い地域にて開業して、早く礎を築きましょう

先の人口より、今現在の人口が大切です!


A先生
「今の世帯数は4,000世帯だが、3年後は6,000世帯になる! だから新規出院した。」
 ×バツ

今の世帯数・シェア 3年後の世帯数(増加)・シェア(増加)←錯覚 ×バツ
4,000世帯÷1院=
@4,000世帯
6,000世帯÷1院=
@6,000世帯
←錯覚 ×バツ
 

3年後

世帯数が増える地域には、世帯数が増えた頃に必ずと言っていいほど新しい動物病院が出院します


今の世帯数・シェア 3年後の世帯数(増加)・シェア(減少)←現実○マル
4,000世帯÷1院=
@4,000世帯
6,000世帯÷2院(1院増)=
@3,000世帯←現実 ○マル
 

K先生
「将来のことは、どうなるかわからないから今現在、世帯数の多いところに出院した。」
 ○マル

今の世帯数・シェア 3年後の世帯数(変化なし)
6,000世帯÷1院=
@6,000世帯
6,000世帯÷1院=
@6,000世帯
←正解○マル
 

3年後

3年間で礎を築いておく。新しい動物病院は、まず出院しない


 
今の世帯数・シェア 3年後の世帯数(変化なし)
6,000世帯÷1院=
@6,000世帯
6,000世帯÷1院=
@6,000世帯←正解○マル
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法則13
動物病院もマーケティングは必須!


解説
動物病院では、今まで無用で中傷され誤解され続けていた

「マーケティング」が、これからは必須な時代になりました。

動物病院の成功の為には欠かせない重要な手段の一つになり、獣医師の皆様が関心を示し始めています。

では、マーケティングの目的と意味は、いったいなんなのでしょうか?

単なる「宣伝活動」ではありません。


動物病院の立地、診療圏調査、事業計画、接客サービス、病院環境、デザイン、料金設定、診療技術、心がまえ、などそれぞれがミックスされたものなのです。



「マーケティングに関心の無い」 獣医師様


1.開業準備は、試行錯誤

2.開業後も、いきあたり、ばったり

3.開業後の来院数は「運」次第
        ↓
*これは
「ギャンブル」です

 

「マーケティングに関心の有る」 獣医師様


1.成功のセオリーに乗った、計画的で無駄のない開業準備

2.開業前後は、マーケティングを活用

3.必ず成功 (成功のセオリーに乗っているからから)
    ↓
*これが真の
「診療サービス」です

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法則14
同じ動物病院でも格差がでる理由?
 


 
同じ動物病院ですが、動物病院の来院数はすべて違います。。

なぜでしょうか?




簡単な内容です
頑張って読んでください



解説 現在

現在、20,000世帯の街に5つの動物病院があったとします。


4年前

4年前の動物病院はA・Bの2つでした

お互いに離れた所にあったため占有率(=シェア)は半分づつ均等に分かれ

20,000世帯÷2=@10,000世帯

1つの動物病院で10,000世帯づつの占有

3年前

3年前に、新しい動物病院Cが出来て3つになりました。

単純に考えると、1つの動物病院の占有率は、三分の一づつ分け合うことになるため、33%になりますが、ここで格差が現れてくるのです。

Aの病院は頑張って、昨年と同じ50%のシェアを獲得します。

すると

20,000世帯×50%=@10,000世帯(Aの動物病院のシェア)

すると
残りの世帯数は10,000世帯(20,000世帯−10,000世帯)のため、この10,000世帯を2つの病院B・Cで分けることになります。

10,000世帯÷2=@
5,000世帯(B・Cの動物病院)

このように、格差が出るのです。


2年前

2年前に、また新しい動物病院Dが出来て動物病院が4つになりました。

格差は、さらに続きます。

Aは、また頑張って昨年と同じ50%のシェアを獲得したとします。

20,000世帯×50%=@10,000世帯(Aの動物病院)

Cも頑張って、昨年と同じシェアを獲得したとします。

@5,000世帯

AとCで15,000世帯を獲得するため

残りの5,000世帯(20,000世帯−15,000世帯)をBとDで分けることになります。

5,000世帯÷2=@
2,500世帯(BとDの動物病院)

1年前

1年前に、また新しい動物病院Eが出来て5つになりました。


同じ計算方法により

A   @1,0000世帯

C   @5,000世帯

D   @2,500世帯

BとE @
1,250世帯

そして、1年後

動物病院の数は同じ5つであっても世帯数の減少、ペット数の減少、動物病院に対する消費の減少があった場合は深刻になります。

世帯数(ペット数)が1,000世帯減って19,000世帯になったとします。

この場合、影響を受けるのはBとEです。上位3院(A・C・D)は世帯数(ペット数)が減っても、頑張るから同じ世帯数を獲得しますが、

BとEは世帯数(ペット数)が減った分、さらにシェアが減ってしまいます。

@1,250世帯−@500世帯=@750世帯

BとEのシェアは、それぞれ
750世帯に減少してしまいます。


このようにして、同じ動物病院であっても差が出るのです。

新規開業、開業後においては、占有率を高めていく努力が必要不可欠です。

 
図解で説明
図解 4年前
動物病院数 世帯数 シェア
2院

A・B
20,000
世帯

AB
10,000世帯づつ均等

4年前
3年前
動物病院数 世帯数 シェア
3院

A・B・C
20,000
世帯

Aは@10,000世帯 保持
BとCで10,000世帯を分配
5,000世帯

3年前
2年前
動物病院数 世帯数 シェア
4院

A・B・C・D
20,000
世帯

Aは
@10,000世帯 保持

Cも
@5,000世帯 保持

BとDで5,000世帯を分配
2,500世帯

2年前
1年前
動物病院数 世帯数 シェア
5院

A・B・C・D・E
20,000
世帯

Aは
@10,000世帯 保持

Cも
@ 5,000世帯 保持 

Dも
@ 2,500世帯 保持

BとEで2,500世帯を分配
1,250世帯

1年前
そして、1年後
動物病院数 世帯数 シェア
5院

A・B・C・D・E
19,000
世帯
に減少

世帯数の減少−1,000世帯

Aは
@10,000世帯 保持

Cも
@ 5,000世帯 保持 

Dも
@ 2,500世帯 保持

BとEが影響

@1,250世帯−500世帯
=@
750世帯

現在

この様に格差が
出てしまいます
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法則15
新規開業は年年、不利になる!
 



この先、5年間でみると、だんだん新規開業は不利になっていきます

有利になっていくことは、絶対ないです

解説 2016年 ペットの数の減少 税金の
アップ
開業資金
増大
2017年 ペットにかける金額の減少 物価の上昇
景気減速
新規開業は
増加
2018年 動物病院の激増
による価格競争
動物病院の飽和 収益の減少
2019年 動物病院間の優劣がはっきりしてくる 飼主様が
シビアに
設備投資
増大
2020年 淘汰が始まる 大競合時代に 採算困難
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法則16
これからは立地+マーケティング
 


解説
今までは、立地さえ良ければ来院が見込めました。

これからは、立地とマーケティング(来院していただくための戦略)が必須です。

過去のやり方では、通用しなくなりました。マーケティングに力を入れましょう。

図解
3年前 現在
空いている所に
出院すれば良かった
マーケティングを
活用し出院する
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法則17
開業後の来院数の差は、コンサルタントの差
 



今後は
コンサルタントの優劣の差が、開業後の来院数、売上高の大小の差に現れます。

開業後、来院数が少ない!売上が伸びない!というのは先生だけのせいではありません。

コンサルタントにも大きな要因があります。

また、先生ご自身で開業準備をされるのは危険や失敗が多い時代になりました。

どのような場合でも
「その道のプロに任せる」ことは大切であり、そのメリットは大きいと考えております。

解説
先生自身で開業 普通の
コンサルタント
利用
優秀な
コンサルタント
利用
       
来院数・売上
極小
来院数・売上
来院数・売上
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法則18
スピードが重要な経営資源
 



伸びている動物病院は、スピード感があります

解説
延びている動物病院、会社、店、人の共通のキーワードのひとつに「スピード感」があります。

作業だけでなく、院長、社長、店長の意思決定のスピードです。

「やるか!やらないか!」「のるか!そるか!」の決定力です。

決めるのが遅い動物病院、会社、人は成長も遅いです。


先鋭的な事業をしている経営者にとっては時間こそが最も貴重なもので、1分1秒たりとも無駄にしたくないと考えています。

また、
効率的に時間を使えるものには惜しげもなく投資します。

つまり時間をお金で買います。

スピードが重要な経営資源なのです。

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法則19
経営とは行動すること
 



行動のないところには、なにも生まれません

解説
経営においての成功要因は「挑戦する勇気がある」「始める」「諦めずに続ける」ことです。

まず行動を始めましょう。

動物病院経営で成功できるという自信も、実際に行動を始めないと沸いてきません。

また、行動をしさえすれば不安や心配も一気にかき消されます。

自信をもって、すぐ行動に移し、行動し続けましょう。

経営とは行動することなのです。

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法則20
自信を持つ
 



成功の秘訣

解説
成功者になるために一番大切なものは、「自分にもできる」という信念です。

自信は事業を行うための一番の必要条件なのです。

「自分はできる!!」と脳に言い聞かせましょう。

そうすれば、必ず成功します。

また、

自信を持っている先生はすべて成功しています。


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少し休憩 (恋愛上手=経営上手!?)



ちょっと、一息  

解説
一般的に恋愛が上手な人は、経営もうまくいっているように思います。 

「…なぜあの人に、あのような素敵な人が……?」という場合もありますよね。

本人の容姿は関係ない様です。

きっと、
相手の気持ちをうまく読み取り、マメに行動しているからではないでしょうか!?

経営よりもはるかに難しい恋愛が上手にできる人は、たかが経営ぐらい、うまくできるのは当然かもしれません。

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少し休憩異性関係 は、計画的に。。



もう少し、余談を

解説
医療業界において経営がおかしくなる原因というのは、診療のせいではなく、ほとんどが異性関係のせいと言われています。

金銭的にも時間的にも余裕が出てくると、大小はありますが異性との関わりが出てくるのが常です。

異性関係は、はめをはずしすぎないようにしましょう。。

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法則21
開業前の2週間が重要!!
 



開業前の2週間の間に何をするかで、開業後は決まります。

解説
まず、質問ですが

Q.先生は開業前の2週間は、いったい何をしますか?

1.完成した内装工事の粗さがし

2.医療機器の取り扱い説明

3.薬品、その他の打合せ

4.病院内の準備

5.動物病院への挨拶

このようなことがあげられると思いますが、これらは最小限の時間と労力で行いたいです。

開業前の2週間は、することがたくさんあり目の回るくらい忙しいですが、開業後の最終目的を冷静になってよく考えて、時間配分しなくてはいけません。

「開業後の最終目的は何か!?」を自分自身に問いかけて、その答えが

「動物病院をただ単に開業すること」であれば上記の1〜5に集中しましょう。

「より多くの患者様のために自分の診療を提供すること」

であれば上記の1〜5には時間をかけず最小限にとどめ

大半の時間は、先生自らが広告塔になって宣伝告知に努めたいです。

そのためには、病院の中ばかりに居ないで外に出ましょう!

開業前2週間は最初で最後の1回切りです!

開業前2週間の行動を間違えると、取り返しのつかない失敗をします。

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法則22
開業2年目の春で一気に来院数を伸ばす
 


解説
動物病院の新規開業においては、2年目3年目で来院数と売上がぐんと伸びます。

特に2年目の伸び率は高く1年目の160〜200%程度の伸びが見込めます。

このためには、2年目の春の時期に一気に弾みをつけておきたいです。

そのためには、1年目にできるだけ多くの来院をあげておく必要があります。

初年度の平均来院数

5人の場合
    初年度の平均来院数

10人の場合
1年目の来院数(1日)  5人 1年目の来院数(1日)  10人
2年目の来院数(1日)
5人×200%=10人
10人 2年目の来院数(1日)
5人×200%=20人
 20人
    1日10人の差が
出てしまいます
 

このように、

2年目で1日あたり10人の差(年間で3,000人の差)が出てしまいます


初年度でいきなり軌道に乗せましょう


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法則23
開業3年目の春で一気に来院数を伸ばす


解説
動物病院の新規開業では、3年目も大きく来院数と売上が伸びます。

3年目の伸び率は、130〜160%程度になります。

よって3年目の春でも大きく来院数を増やしましょう。

そのためには、1年目・2年目により多くの来院数を上げておくのが必要です。

すなわち、開業当初から好スタートを切ることが大切であり、好スタートを切るためには、

立地の選定・開業の手順・やるべき事の時間配分を間違えないでしっかり準備を行うことが重要になります。

初年度の平均来院数が
5人の場合
  初年度の平均来院数

10人の場合
1年目の来院数(1日)   5人 1年目の来院数(1日) 10人
2年目の来院数(1日)
5人×200%=10人 
10人 2年目の来院数(1日)
10人×200%=20人
20人
3年目の来院数(1日)
10人×150%=15人 
15人 3年目の来院数(1日)
20人×150%=30人
30人
    1日15人の差が
出てしまいます 
 

このように、

3年目で1日あたり15人の差(年間で4,500人の差)が出てしまいます


悠長に構えてないで、1年目2年目は死に物狂いで頑張りましょう


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法則24
要点を外さない!
 


解説
ポイントを押さえた行動をしましょう。


ポイントの外れた事柄(無駄な事)に対して、時間と労力とお金をいくらつぎ込んでも意味がありません。

開業後に「いかに来院をしていただくか!」ということが要点だと思いますので、そのことに集中しましょう。

開業準備においては「来院の見込めない事」や「来院数には影響のないこと」に、時間・費用・労力をかけるのは止めましょう。

逆に来院の見込める事柄や来院数増に影響する事柄に対しては、惜しげなく時間・費用・労力をかけましょう。

開業後の事をあれこれ心配する必要もありません。

心配する時間があるのであれば、行動しましょう。

開業の目的は何か?

多くの人に、先生の素晴らしい診療サービスを提供したいのであれば、

そのために何をしなければならないのか?

一番重要なことはなにか?

何を優先してやらなければいけないのか?

の要点を見極めて行動していくことが重要です。

目的の達成できる事柄のみに集中しましょう!

その重要な事柄とは「開業場所」と「マーケティング」だと考えます。


小さな事柄は、どうでもよいです。

イントポイントをしっかり押さえ、さらにスピードと決断力と自信を持って行動していきましょう。

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法則25
最終回 「究極の法則」
 


なんといっても 「立地」 が一番大切 

動物病院の新規開業においては、まず立地選定を間違えないことが大切です。

立地とは、新規開業する動物病院の位置する場所(テナント・土地)のことです。

立地の選定を間違えると、
いくら「スピード」や「行動力」や「自信」があったとしてもそれらを活かしきることができません。

また
いくら「マーケティング活動」をしても充分な効果を得られることができません。

逆に
せっかく良い立地であっても「マーケティング活動」「スピード」「行動力」「自信」が伴わないと充分な結果が得られないことになります。

しかしながら
すべていおいては、まず良い立地ということが大前提となります。

究極の法則は
「立地というものが一番重要である」ということ。

さらにこの先
「良い人間関係を築くこと」も重要視されます。

そして
「経営を強化すること」が必須になります。

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自分の体も大切に、そして健康管理していきましょう!




自分の体も大切に、自分も健康診断をしていきましょう!


獣医業は、ハードな仕事であり、体も気も精神も労力も使います。

何年か頑張っていると、体や精神は疲労してきます。

頑張りに応じて、どこかが傷んでいるかもしれません。

開業して10年間は大丈夫だと思いますが、それ以降は体や食生活にも充分注意していきましょう!

リラックスする時間も作り、自分の健康診断も忘れずにしましょう!


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「後編」

その1
開業準備の順番を間違えないで

開業までの準備をするにあたって、よくみられるのが順番間違いです。

なにから手を付けてよいかわからないためか、まず物件の収集から始めるケースがほとんだと思います。

しかしこれは間違いです。

まず開業後のことを想定して頭にイメージを浮かべ。

ではどのような動物病院を作る必要があるかを見極め物件の収集にあたっていきましょう。

資金調達の目途も、初めにしておかなくてはいけません。

     NG よくみるケース

順序  項目  内容

物件収集

闇雲に行動
   

資金調達

行きあたりばったり
   

設計

入念な打合せ(時間かけすぎ)
   

医療機器

入念な打ち合せ(時間かけすぎ)
   

開業

宣伝計画なし
   

売上、患者数

開業後次第(運次第)

     OK 正しい順序

順序  項目  内容
 1
売上、患者数

構想、目標設定を初めにする
   

開業後の目標

予めイメージ。飼主様は何を求めているか?自分はどうありたいか?
   

医療機器(構想)

何が必要か
   

設計(構想)

どんな病院づくりが必要か
   

資金調達

目標達成には、どれだけ必要か
   

物件収集

目標達成するにはどんな立地、物件が最適か
   

業務遂行

資金調達、設計、医療機器、病院づくり、スタッフ
   

集患戦略

宣伝、サービスは、どうしたら来院してもらえるか
   

開業

目標達成のための「仕掛け」をする
   
10
パワーアップ

バージョンアップしていく


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その2
開業準備の時間と労力配分を間違えないで 

開業の準備を進めていくにあたり、どうしても設計と医療機器の事が頭にあり、設計・内装の打合せと医療機器の選定ばかりに集中して、大半の時間と労力を注いでしまうのが、ほとんどのケースです。

しかし、これは間違いです。

もちろん設計・内装や医療機器も大切ですが、もっと重要な事があります。

それは、
開業後に患者様に来院していただけるよう緻密な戦略を立てて実施することです。

マーケティングに充分時間と労力をかけましょう。

そして、
開業後の売上に大きく左右される物件収集にも充分な時間をかけましょう。

NG
よくあるケース 



OK
正しい時間と労力配分
 




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その3
売上の作り方を間違えないで

売上とは、自然と作れるのもではなく、作っていくものです。ただ単に開業して患者様の来るのを待っていては、いつまで経っても患者様はきてくれません。

開業後、患者様により多く来てもらうためには、来てもらえるような仕掛けが重要になります。

NG 悪いパターン 

 

OK 良いパターン 

 


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その4
開業場所を間違えないで
 

開業する場所、つまり立地を間違えると、開業前後にどんな手を打っても患者様に来院を促し、売上に結びつけることは困難です。

開業するにあたっては、開業場所を間違えない事が重要です。

NG


「立地なんて関係ない。」


「腕がよければ、場所など関係なく来てくれる。」


「時間が経てば患者様は来てくれる。」


「開業場所なんて自分で探せばよい。」


「立地の良し悪しは、自分で決める。」


「場所を決定する際、診療圏調査なんて必要ない。」


「事業計画書は好き勝手に作れるから意味がない。」

OK


「立地で開業後の成否が8割決まる!」



「腕も大切だけど、その前に場所が大切。」
(まず来てもらわなくては腕が発揮できない)


「場所が悪いと、いつまで経っても患者様は来てくれません。」


「開業場所探しは時間、労力、ストレスが多大にかかりテクニックも必要です。その道のプロに依頼した方が良いと思います。」


「立地の判断は、その道のプロの意見を聞いた方が良いでしょう。」


「場所を決定する際は綿密な診療圏調査をし、その内容を判断材料にします。」


「診療圏調査から算出した推定売上数値を基に事業計画書を作りその結果にて物件の適否を最終判断します。」



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その5
5年後、10年後を見据えた動物病院づくりをしましょう

これから先の5年後、10年後は動物病院業界はどのように変化しているか?

飼主様の意識はどのように変化しているかを考え、それにも対応できるような動物病院づくりをしておきましょう。

5年10年は長いようですが、開業後はすぐ経ってしまいます。

NG


「5年先のことは、わからない。」


「その時に考えれば良いのでは?」

OK


「5年や10年はすぐ経ってしまいます。
そのときのことを少しイメージしておきましょう。」


「将来を予測して、動物病院内のレイアウト(部屋の配置、大きさ)や広さを確保しておきましょう。」


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その6
「強い動物病院」「負けない動物病院」を作りましょう

最近、特に感じることが、新しい動物病院の数が増え続けていることです。

新しい動物病院の増加は今後もとどまるところを知りません。
ですが
どこも似たような病院ばかりです。

「強い動物病院」、「負けない動物病院」をつくることが大切です。



が動物病院


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その7
5年以内に軌道に乗せましょう

開業後は、2年目、3年目で飛躍させ5年以内に経営を軌道に乗せることが大切です。

開業後5年間は、努力を惜しまず目いっぱい頑張りましょう。

 


5年以内に軌道に乗せるには、
まず立地(開業場所)を間違えない事です


そして

「開業後10年間で儲けてしまいましょう!」


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その8
開業までのタイムスケジュールを組みましょう

物件が決まると、開業までに準備しなければならない事が山積みです。

「不動産の契約、レイアウトの打合せ、デザインの打合せ、医療機器の選定、ロゴマークの作成、診察券、薬袋、名刺の作成、ホームページの検討、会計事務所の検討、節税対策、飼育動物診療施設開設届、個人事業開業届、所得税の青色申告承認申請書、青色事業専従者給与に関する届出書、動物取扱業の届出、麻薬取扱者免許の取得、スタッフ採用と面接、病院名の決定、診療時間、休診日、電話番号取得、冷蔵庫、洗濯機、パソコン購入、文具購入、内覧会の準備、来客の応対・・・・・・・などなど」

開業当日の「つり銭の準備」に至るまで、しなければならない事がたくさんあります。

作業や締め切りに追われないように、予め計画を立てて準備を行いましょう
 


NG 悪いパターン 

思いつきで作業をして、作業に追われるパターン!

 

OK 良いパターン 

開業までにやるべきことを整理して手順よく進行!

 


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その9
開業後の事を心配するより、行動しましょう♪

開業後
はたしてうまくやっていけるだろうか??ということを考えると不安になります。

また、
周りの人たちも助言や意見もかえって不安材料になります。

そのような時は、

「自分は出来る」と信じて「開業に向けての行動」を一心にしましょう。

不安は一気に消し去ります♪

自分を信じて

開業に向けての行動をしましょう!

不安は、一気に消し去ります♪


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その10
今、勤めている動物病院から経営のノウハウも学びましょう

現在勤めている動物病院は、勤務医さんがいる立派な動物病院といえます。

院長、奥様が努力してやっとここまで築きあげた動物病院でもあります。

診療技術の他に経営面・人間性も学ばせてもらいましょう。

NG

毎日、毎日、診療技術のみ身に付けている


 
OK

診療以外の院長の行動、言動も観察

 

なぜ、多くの患者様が来てくれるかも観察


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   休憩
なぜ、ディズニーランドでは、
いくら歩いても疲れないか?

それは、地面の中に柔らかいクッションが入っているからです。

床の表面からは、わかりませんが、その下にはやわやかいクッションが入っているそうです。

クッションが入っているため、かなりの距離を歩いているわりには疲れないのです(^^♪


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その11
売上目標達成の仕方を間違えないで

物件を決定してから、売上の作り方を考えるのではなく、目標売上が達成できる物件を選びましょう。

そうすることによって、開業後は余計な労力や心配をすることなく順調に推移します。

NG



 
OK 




*損益分岐点=売上と支出がトントンの数字


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その12
開業前の2週間を大切に

開業前の2週間はとても重要です!


開業前の2週間の使い方によっても開業後の来院数は左右します。

病院の中の準備だけに追われるのではなく、病院の外に出て「近所への挨拶回り」「町内会への挨拶」「商店や事業所への挨拶」「病院パンフレットの配布」に時間を費やしましょう。

 
開業前2週間の労力配分


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その13
動物病院を“作る”のではなく“創り”ましょう

ただ単に建築や内装の工事をして動物病院を完成させるのではなく、建築や内装にソフト(開業前後の物事を効率的、効果的に進める無形の部分)を絡めて動物病院を創造します。

また、
女性の視野は男性と違って、かなり広いです(女性の視野は350°男性の視野は10°)

女性は全体の雰囲気を一瞬にて判断出来ます。総合的に魅力のある動物病院を創りましょう。

 

アイデアを結集して「魅せる動物病院」を創りましょう♪


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その14
「物件探し」は慎重に

開業する物件(テナント・土地)を探すときは、慎重に行いましょう。

物件探しは、開業準備の中で最も時間と労力と精神力が必要になるものです。

1階のテナント物件や土地は数少ないですが、物件で将来の成否が決まるため、じっくり、慎重に探していきましょう。


 

物件探しのポイント!


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その15
その道のプロに相談しましょう

どんな職業においても、その道のプロが存在します。


獣医師、医師、内科医、眼科医、弁護士、会計士、建築士、経営コンサルタントや

銀行員、美容師、花屋さん、ラーメン屋さん、などなど、それぞれにおいて専門の知識を持っています。

なにかの時は、その道のプロに相談したり依頼したりするのが一番です。

動物病院の新規開業の時も、プロの意見を聞くのが良策だと考えます。

自分と家族の一生がかかった、動物病院の新規開業を自分一人で進めるのは危険が大き過ぎます。

 

どの世界でも、その道のプロがいます

その道のプロに相談、依頼するのが良策です


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その16
開業前において必要な要素


自分を信じる


できる!と言い聞かす


目標を持つ


決断力を持つ


即刻行動に移す


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その17
開業後において必要な要素

 
必達目標を持つ


諦めずに続ける

 
スピード感

 
決断力

 
行動


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その18
マーケティングを重視しましょう(その1)

「マーケティング」とは、必要なものを手に入れるための、あらゆる手段。

「マーケティング」とは、成長し続けるために行う、あらゆる事。

開業準備のときはもちろん、開業後も最優先で、行っていきたいです。


開業準備前



勤務医時代は
診療のみ
していればよかった
開業準備期間



開業決意から
開業までは
診療しつつ開業準備
開業後



開業後は診療もし
経営も行い
マーケティングも行います


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その19
マーケティングを重視しましょう(その2)

これからは、ますます「マーケティング力」が大切になります。

いくら、建物を立派に作っても、内装をお洒落に豪華に作っても、中身のマーケティングの力が欠けていたら、お金と時間をかけた意味が全く無くなってしまいます。

マーケティングの力によって、開業後の成長は左右されます。成長を続けるためにもマーケティングに力を入れましょう。

マーケッティングとは=
必要なものを手に入れるため、成長し続けるための、あらゆる手段

  ●設計・建物・デザイン ●マーケティング ●総合得点 
 
   
  ●設計・建物・デザイン ●マーケティング ●総合得点 
 
   
  ●設計・建物・デザイン ●マーケティング ●総合得点 
 
見栄えが良くても、中身のマーケティングが悪ければ、結果はよくありません。

つまり、
いくら立派な建物の動物病院を作っても、内部も立派でなければ患者様は、その動物病院には行かなくなってしまいます。


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その20
宣伝から広報に

開業前から開業後1年目は、できるだけ多くの人に動物病院の存在を知ってもらうための宣伝告知活動に重点を置いてきましたが、2年目ぐらいからは、徐徐に広報活動にも力を入れていきましょう。

広報活動=口コミによる来院を促進するためのあらゆる方法
(より親切丁寧な応対、セミナーなどの開催、外部団体との付き合い、地域社会への貢献など)



   

動物病院ができたという知名度を上げる宣伝活動から 

動物病院の信頼を高める広報活動も並行して行う
 


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   休憩 デーズニーランドのエントランスの床はなぜ赤色?  

エントランス(入口部分)の床の赤色は、レッドカーペットを意味しています。


赤いじゅうたんを敷いて、すべてのお客様をVIPとしてお迎えするという気持ちを表しているそうです。

すごいですね!!

 


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その21
診療時間・休診日は患者様の都合に合わせましょう

診察時間・休診日は、自分の都合に合わせて決めるのではなく、患者様が一番望む時間に合わせましょう。

日曜・祝日が来院しやすいという患者様が多い場合に、日曜・祝日を休診にしていては機会を失います。

診療時間も、夜間の方が来院しやすいという地域は、夜間の診療も検討します。

逆に、夜間や日曜・祝日は、ほとんど来ないという地域であれば、日曜・祝日は休診日とし、平日を強化しましょう。






 
日曜日の来院が見込める時は
診療した方が良いでしょう





日曜日の来院が見込めない時は
休診にしましょう



診療時間・休診日は
患者様の都合に合わせましょう



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その22
目標を持ちましょう

ただ開業準備をして、動物病院を開業するだけでは意味がありません。

開業1年後、5年後、10年後、どれだけの売上を上げるのか? 

どれだけの患者様に来ていただくのか? どんな診療をしていくのか? 

どんなサービスを提供していくのか? 
をよく考え、


必ず成し遂げるという強い目標意識(必達目標)をもって開業に望みましょう!


売上と患者様は後からついてくるのではなく、強い目標意識(必達目標)に付随して付いてきます。

必達目標を決め、それに見合った診療、サービス(立地含)をすることによって目標が達成されます。



次の3つの質問を自分自身にしてみましょう 


Q1. どれだけの収入を得たいのか 


Q2. どのくらいの規模(スタッフ・売上)の動物病院にしたいか 


Q3. では、どうしなければいけないのか 



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その23
学会・勉強会には積極的に参加しましょう!
英気を養いましょう♪


開業を決意して、開業するまでの間は、診療技術や診療知識が一番身につき、すんなり吸収できる時期です。

できるだけ多くの学会・勉強会などに参加したり本を読んだりして知識をどんどん吸収しておきましょう。


また、
開業するとしばらく「ゆとり」の時間が取れなくなるため

開業前に「リラックスする時間」や「英気を養う時間」を、奥様や大切な人と一緒に取ってはいかがでしょうか
 



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その24
5年後にも通用する動物病院づくりを

動物病院を新規開業するにあたっては、

「5年後の自分の姿」と「5年後の自分の動物病院の姿」をイメージし、動物病院づくりをしましょう。

それには、まず5年後の来院数、獣医師の数、スタッフの数、診療サービスなど、動物病院の様子を頭に描き、それに基づいた動物病院を創っておくことが重要です。



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その25
1年前とは動物病院づくりのプロセスが違います!
3年前とは動物病院のスタイルが変わってます

1年前の動物病院づくりと今では、さらに綿密さが必要になってきています。

どういう風に動物病院を創っていき、どんな動物病院を創り、どんなサービスを盛り込んで開業を迎えれば、自己実現ができるかをより綿密に考え、戦略をしっかりと立てて計画的に実施していく必要があります。

3年前とは、、動物病院の規模、動物病院のアメニティー、動物病院のサービス、動物病院の接客が変わってきています。

今までの動物病院を参考にするのも大切ですが、飼主様の意識の変化も読み取り、今後のことも見据えて新しい動物病院づくり  をすることが必要です。

今ある動物病院と同じ様な動物病院を創ってはいけません。

一工夫を付け加えていきましょう♪


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その26
「B級業者」の見極めをしましょう


これからは、すべてにおいて一流でないと通用しません。

一流の動物病院を創るためには

開業コンサルタント・経営コンサルタント、設計士・工事業者、デザイナー・医療機器ディーラー、広告業者など、すべてにおいて一流と言える人を見極めて依頼することが開業準備の期間を始め開業後においてもスムーズに物事が運ぶことにつながります。

動物病院にかかわる業者は増えていますが、「B級業者」も数多くあります。

「中身のある一流の業者」つまり「その道のプロ」を見極め、利用することが必要です。


一流か?B級か?は、会って話をしてみれば、すぐわかると思います。


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その27
はやっている動物病院を観察しましょう


はやっている動物病院とその院長を観察してみましょう。

はやっているのは理由があります。
そして
それはすべて共通しています。


無意識に院長は、行動しているかもしれないですが、考えるべきことはよく考え、するべきことをしっかりとやっているはずです。

観察して、真似しましょう♪


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その28
必要なのは、「マーケティング」
 

マーケティングとは

「需要増加のための諸手段」「新たな市場開発のための諸手段」です。

常に考え、寝ている時でさえも考える様にしたいです。


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その29
投資額を100万円切り詰めるより、100万円の売上を上げることを考えよう

開業準備を進めていくにあたり、100万円の投資額を切り詰めて削ることに時間と神経を使うより、いかにして100万円の売上をアップしていくかを考えましょう。

初期の投資は押えることは必須ですが、


100万円投資すれば、それ以上の売上を上げることができるかもしれません。

開業後は、100万円という金額は大した金額ではありません。


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その30
動物病院の「 I T 化 」が急激に進んでいます

ここ数か月の間にも、動物病院の 「 I T 化 」が急激に進化しています

今までのコミニュケーション手段やエンターテイメント性に加え、コンピューターが絡んできたことにより、クライアントは情報を簡単に入手、認識し活用出来るようになりました。

これに伴いクライアントの動物病院の選択行動にも変化が起きており、動物病院側も診療サービスの提供方法に変化が起こっています。

CRというデジタル化が大半を占める様になり、さらにはCRと連動して院内ネットワークを組んだり、学術誌をモニターにて飼主様に見せたり、待合室においては、今まであった掲示ボードに替わり大型液晶テレビにて、診療の案内を流したり、ペットの写真をながしたり、また、「しつけ教室」「パピー教室」などでも映像を取り入れて教室を実施したりしています。


カルテにおいては電子カルテの導入も進んでいますし、予防薬、処方食においてはインターネットにて簡単に購入できるようになりました。

今後は、さらに進化して「クライアント対動物病院」「企業対動物病院」「動物病院対動物病院」「クライアント対クライアント」での情報・サービス・製品の交換が進んでいくことになるでしょう。

今や「動物病院の I T 化」は

「クライアントへの診療サービスの提供」「クライアント・企業・動物病院間での関係構築」
により飼主様とペットに満足と安心を与える宝庫となっています。

これを活用していきたいです。



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   休憩 ディズニーランドではアルバイト貸し切りの日がある  

ディズニーランドでは、アルバイト貸し切りで遊べる日があります。

この日は、社長はじめ、社員がキャスト(役者)になり、日頃の感謝をこめてアルバイトの皆様をおもてなししています (^^)


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その31
「価格」と「質」は比例します

開業準備を進めていくにあたり、価格というものが付いて廻りますが、

今までの人生経験から見てみると、「価格」というものは「質」に比例します。


同じモノや同じサービスであれば、その基の価格(原価)は、大差ないはずです。

その付加価値に順じて価格も変わっていくことになります。

例えば
120円のコカコーラは
カフェでは200円、ホテルでは500円、高級クラブでは1,000円

また、
質の高低に順じて価格は決まります。

例えば
同じワンピースでも量販店の服とブランドの服とでは差があります

価格の高い安いだけで判断するのではなく、その奥にある付加価値、メリット、デメリットもよく考慮して選択していくことが大切です。


ケースバイケースで選択していきます。
結果が大きく自分に降りかかります



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その32
廻りの言葉に惑わされない

開業準備をしていると廻りの人達から、いろいろな意見、アドバイスがあると思います。

人の言うことをすべて聞いていると、

何をしていいのか?

何がいいのか?

混乱して、わからなくなってきます
 


「開業後も責任を持ってくれる人」
「この人の言うことなら!」

という人の意見にのみ耳を傾けましょう。


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その33
時間=お金
 

先鋭的な経営をしている院長は、時間を大切にしています。

「時は金なり」といいますが、経営を始めるとこの意味が実感してわかってくるでしょう。

時間は、とても貴重なものです。とにかく1分1秒でも無駄にしたくないです。
優秀な経営者は、スピードが重要な経営資源なため、効率的に時間を使えるものには惜しげもなく投資しており成功者は時間をお金で買っています。

また

伸びている動物病院の院長にはスピード感があります。


作業だけでなく意思決定のスピード感です。

逆に行動が遅く決めるのが遅い院長は、成長も遅いです。

お金だけでなく時間も有効に使いましょう  



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その34
開業後は、とにかく働きましょう

人は、皆頑張っています。

皆が頑張っているのですから、それ以上に頑張って働きましょう!

「人の2倍以上働きましょう!」




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その35
開業後は、常に考えましょう

開業後は、「常に考える」ということを意識したいです。

どんなに忙しい時でも、気分転換を図るなどして、頭は常にスッキリとしておき


「先の事、現在の事を常に考え、頭は回転させておきましょう!」



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その36
思い立ったらすぐ、開業の準備を始めましょう
 

開業したいと思ったら、すぐ行動に移しましょう。
その時がチャンス(好機)なのです。


ぐずぐずしていたら、3〜4年はすぐ経ってしまいます。

思い立ったら、すぐ開業に向けてのアクションを起こしましょう!



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その37
開業後の自分をイメージし、
そこからさかのぼって今の自分を考えましょう

開業後、

「自分はどうありたいか。どうなっていたいか」

「自分の動物病院や家族は、どうなっていたいか」をイメージし

では今
何をやらやければいけないのかを考えて行動していきましょう。

「どうしたら開業後に患者様が来ていただけるか」

をまず書き出してみましょう




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その38
新規開業の準備は、動物病院のプロを集結して総力戦で進めましょう

獣医師様の新規開業に対する考え方が変わってきています。

今までは、
自分一人で開業の準備をするケースが多く見られましたが、最近は多くの獣医師様がその道のプロを上手に活用して一緒になって開業の準備をするようになっています。

自分一人で開業の準備をした場合と専門家を活用して開業した場合とでは、開業準備期間中のストレスをはじめ開業後の来院数や売上にも大きく影響してくるからだと思います。


開業準備は、動物病院のプロの協力を得ながら進めていくのがベストだというのが最近の獣医師様の共通の意見のようです。

 
今までは 試行錯誤 開業後
 

素人集団にて進行
   


   
これからは 優位に進行 開業後
 

プロの集団にて進行
   



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その39
これからは、「立地+マーケティング」

今までは、

開業を左右するのは「立地」が一番重要でしたが、

これからは「立地」に付随して「マーケティング」が重要になりました。

良い立地に付随して、いかにして自分の動物病院をアピールして来院を促していくかが必要です。

今まで (〜2015年)  これから (2016年〜)
 


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その40
内装工事が始まったら
 

内装工事が始まった頃から、多少なりとも開業準備における「トラブル」は出てきます。

入念な打ち合わせをしていても、なにかしら問題は出てくるのが常です。そして忙しい時ほど問題が発生したりもします。

そのような時こそ、落ち着いて対処していきましょう。

非常事態に臨機応変に対応できるかどうかが、経営者としての能力の差になります。


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その41
内装工事が完成したら
 

内装工事が終わって、引渡しになると、目まぐるしく忙しくなります。

医療機器や家具、ロッカーの搬入や薬品・フードの搬入、冷蔵庫、電話、医療材料、カルテ用紙、問診表、名刺、診察券、事務用品、掃除用品の購入や薬、アンプルの整理、……〜つり銭の準備
、診療料金設定、など

やることは、いっぱいです。業者さんや営業マンの訪問も多くなります。

しかし、
この時期に病院内の準備にかかりっきりではいけません。

「開業後にいかに患者様に来ていただくか!のマーケティング活動に時間をとりたいです」


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   休憩 ディズニーランドで、セミナー受けられる

ディズニーランドではホスピタリティー(おもてなし)の心を学ぶ研修が受けられます。

始めにレクチャーを部屋の中で受け

その後には、園内にてキャストの応対や施設を実際に説明を受けたり視察したりして

その後は園内で自由に遊ぶことが出来ます ♪

このセミナーを受講した動物病院もありますよ (^^)



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その42
開業前に加速をつけておきましょう

駆け足でも自転車でも、いきなり走り出しては、なかなか前に進みません。

また、
加速するまでに時間がかかってしまいます。

いきなり走り出すより助走をつけた方がより楽に早く走ることが出来ます。

動物病院の開業も開業前には、

来院していただく飼主様とペット達の為に動物病院の環境をしっかり創り上げ、かつ接客サービスの基本をしっかり認識し、宣伝活動もしっかりと行い、開業前に加速をつけておきましょう!



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その43
開業後の結果は開業前で決まってしまいます

開業前の準備のやり方、選択を間違えると、開業後どんなに頑張っても成果はでません。

なかでも立地の選択を間違えると、開業後は手の打ちようがありません。

開業後の結果は、良い立地の選択、良い診療・サービスの習得、良い設計、良いデザイン・環境の創造、良い広告宣伝によってすべてが決まります。


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その44
動物病院の工事は奥が深い

動物病院の設計と内装工事は、飲食店や物販店など他の内装工事と違って、押えるべきポイントが数多くあります。

「ペットと共に来る」という点で、他の工事とはすべてが違ってくるのです。

床やクロスの材質はもちろん、排水の場所、蛇口の高さ、検査台の奥行、通路幅から臭い、防音、毛、X線防護、そして医療機器のラン配線、テレビ、電話、インターネット、警備、さらに獣医療法、消防法、近所対策に至るまで注意するべき箇所は多く、
動物病院の工事は奥が深いです。

私も、今までに飲食店や物販店、サービス店舗、コンビニ、スーパー、百貨店など数多くの内装工事を経験していますが、動物病院ほど手のかかる工事はありません。

よって「工事金額が安いから」「知り合いだから」という理由だけで業者を選んではダメです。

動物病院の工事を甘く見ると、工事中をはじめ開業後にも大きな負担となって現れます。

10件以上、動物病院の工事経験のある信頼のおける業者に依頼するのがよいでしょう。


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その45
動物病院は進化しています

動物病院は急激に進化しています。

今までの、動線、電気、設備、給排水、デザイン、アメニティーを重視した動物病院づくりに加え、医療機器やカルテのデジタル化に応じた
「院内ネットワーク」の構築が必要になってきました。

CRに限らず、エコー、顕微鏡、眼底カメラ、内視鏡、血液検査、CT、MRI、電子カルテ、学術書……などネットワーク可能な対応機器は拡大しており、あらゆる画像、データの一元化が日々進んでいます。


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その46
院内ネットワークの構築

動物病院を設計するにあたっては

今までの部屋の配置、家具の配置、医療機器の配置の他に新たに病院内のネットワークを構築するのが不可欠になってきました。

部屋の配置、家具の配置、医療機器の配置と絡めて

デスクトップパソコン、ノートパソコン、ハードディスク、キーボード、液晶画面の大きさやそれぞれの配置

そして、
ランケーブルの配線箇所と位置もよく検討して設計にあたる必要があります。


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その47
はやる動物病院の条件

「はやる動物病院」「はやっている動物病院」には共通の理由があります。

立地や設計、デザイン、宣伝等などの外面的なことはさて置き、内面的なことで重要な共通点があります。

それは、
院長(奥様)の「思いやりの深さ」です 

はやっている動物病院の院長(奥様)は、自分のことや自分の利益のことだけでなく、相手の立場や相手の利益も充分考えて、思いやりの心を持って接しています♪

飼主様やペット達だけではなく、スタッフや業者など誰に対しても同じような心を持って接しているのです。

この様な態度、雰囲気は動物病院の内と外にあふれ、なんとなく温かみのある居心地のよい動物病院になります。

そして、この雰囲気は人とペット達は感じ取ることが出来、自然と雰囲気は伝わるのです。

逆に、院長(奥様)の顔に笑顔がなく表情も暗い動物病院は、その陰湿な雰囲気が動物病院の内と外に充満し、なんとなく居心地の悪い動物病院になってしまいます。

汚くても、小さくても、なぜか落ち着く店ってあると思います。

きっと、
そこのご主人(奥様)の顔や表情は明るく、思いやりの深さ  も他の店より深いはずです♪


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 その48
開業の焦点を間違えない

開業の準備を行いにあたって、常に考えておかないことは「この行動は来院していただける行動か?」ということです。

つまり、その行動をすることによって、来院が見込めるのか?来院が左右されるかどうか?
ということを意識して開業の準備を行っていくのです。

来院してもらうということは、ただ売上を作るという意味ではありません。

売上を上げることも、もちろん大切なことですが、来院していただいて、先生の素晴らしい診療をより多くの人に提供するということです。

先生の素晴らしい診療を提供するには、来院していただかなくてはなりません。

開業の準備を進めるにあたっては、どうでもよい事に余計な労力と時間とお金を費やすのはやめましょう。

自問自答して
「来院が左右される事に、充分な労力と時間とお金を費やしましょう。」



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その49
開業後の来院数予測が必要
 

開業後の来院数が当初の見込みより下回ると、事業計画の収支が狂い来院数が下回った分だけ収益がマイナスしてしまいます。

開業してから毎月出ていくお金は簡単に算出することができ、まず狂うことはありませんが、開業後の来院数の予想は難しいです。

しかし、
診療圏調査をしっかりと行い、綿密な分析によって信憑性のある来院数の見込みは立てることができます。


開業後の来院数を的確に予側することが大切です。


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最終回 結論
重要なのは「好立地での開業」と「開業2週間前の宣伝活動」

開業場所の選定を間違えると、何をしても効果は出ません。

また
開業前2週間の宣伝活動を怠ると思ったように効果が出ません。

新規開業においては、最初の「好立地の選定」と最後の「宣伝活動」

つまり、

最初と最後の業務が最も重要です。
途中の医療機器、内装工事、その他の準備は、さほど重要なことではないと考えます。


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